【クビの体験談】仕事と生活で起こった変化を告白

「あなたを解雇します」この言葉をまさか自分が言われる日が来てしまうなんて。

こう思いながらも現実を受け止めるのに必死な自分がいました。

僕は失敗によって解雇され、それが僕の人生とキャリアに大きな影響を与え、困難な日々を送ることとなりました。

しかし、忍耐強く過ごすうちに、少しずつ前進する自分と出会い、自分自身に励ましを送り、「今日も前進しよう」という強い意志で日々を過ごしていました。

本記事では僕が体験したことを津々浦々と書いてきます。

壮絶な日々を送りました。

※クビにされて困っている人の背中を押したい一心で執筆していますがクビ後に立ち直ろうとする姿に不快を感じる方がいます。記事を読む際は自己責任でよろしくお願いいたします。

目次

仕事の変化

突如として無職になってしまった、ごく普通のサラリーマン。それが私「せな」です。

かつては役職についており、小さな仕事から大きな仕事まで幅広くこなしていた、順調な社会人生活を送っていました。常に私の名前を呼んで、信頼できる優しい同僚たちと共に働いていました。

しかし、ある失敗が原因で解雇宣告を受け、仕事を突然失ってしまいました。無職で無収入の大人となり、かけがえのない仕事仲間とも突然のお別れとなってしまいました。

無収入となったことで、今までの自分には想像もできなかったような心の状態に陥りました。

  • 同僚や部下とのつながりが喪失したことによる精神的不安定
  • 家賃の支払いに関する不安
  • 食費や日用品を含めた生活レベルを維持できるかどうかの不安
  • 継続的な収入を得られる状態に戻りたいという焦り

何もかもが悪い方向に進んでしまい、正社員から無職へ転落した自分が情けなく、自分を責める気持ちが募っています。

クビを言い渡されたとき

突然の解雇通告です。

解雇通告を受けた時の状況は、仕事中に別室へ呼び出されるところから始まりました。

椅子に座って待つと、会社の偉い人が入室し、前置きもなく解雇理由を提示されました。

その場で荷物をまとめるように言われ、当時一緒に働いていた仲間にさえお別れの言葉を述べる時間をもらう事もなく、すぐに職場を立ち去るよう指示されました。

役職までさせてもらえていた数年働いてきた職場で手に入れた実績や信頼など、何一つ手元に残るものはありませんでした。

これまで何度も困難を乗り越え、築いてきた数々のものが一瞬で消え去る瞬間でした。

僕の心は、現実を理解し受け入れることに必死です。

帰宅途中の車の中では声にならないほどに自分を責め、涙を流しました。

そして、運転しながら声に出して泣くほど僕の人生は突然に急降下し始めたのです。

再就職するため就職活動が始まる

泣く日々が続きましたが、泣いていて何かが良い方向に変わるんだったらこんなに人生が楽勝なものはないです。

起きたら「今日も少しでも良いから前に進もう。一歩でも良いから前に進もう」と独り言のように言ってました。

グサグサとナイフが突き刺さってしまった心はボロボロになりながらもまだ人生詰んでいないのが感覚として分かっていたので、毎日のように自分を奮い立たせて就職活動をしました。

クリーニング済みのスーツをクローゼットから取り出し、新品の靴をシューズインクローゼットから取り出し、カバンを新調して「人生に挑戦しよう」心に決めます。

よくテレビCMで見る転職サイトで就職活動をしましたが意識したことは次の通りです。

  • 自分は何を仕事にしたいのかはっきりとさせる
  • 求人を見て長時間迷うなら応募する
  • 応募先企業からのメッセージや電話はすぐに反応する
  • 選考で落ちても感謝のメッセージを送る
  • 最低2社は同時進行できるようにスケジュールを徹底管理する

このようにして就職活動時期を過ごしていました。

再就職が決まる

1か月ほどの就職活動を経て、3社から内定を得て、1社に決めて再就職活動を終えました。

新たな環境での再スタートに喜びを感じつつ、懲戒解雇の経験を背負っての就職活動は、心境として容易ではなかったです。

僕にとってはひとつひとつのステップに重みを感じました。応募もメッセージ返答も全てです。

クビの経験が心に重くのしかかりながら、新たな職場でのスタートには大きな喜びを感じました。

一方で、面接後に採用結果を待つ不安や、次のステップへ進む際にもクビになったことのハンデを背負っていることを痛感し、通常の就職活動とは異なる困難さを体験しました。

就職先の選択肢がどんどん狭くなっていく感覚に襲われました。クビになった人なんてどこも雇わないだろうと考えていたんです。結果そんなのただの思い込みだったのですが不要な思い込みでした。

生活の変化

クビは私の生活に甚大な影響を与え、これは私自身や家族の心の中にも大きな変化を引き起こしました。

これまでの安定した生活から一変し、これから先どのように生活を立て直し、進んでいけば良いのかという問いが頭をよぎることが増えていたのです。

突然の無収入となったことで、生活費をどうやって節約し、支出を抑えたらいいのか?に考えがシフトしていくことは避けられませんでした。

その結果、自分だけでなく家族も含め、精神的な不安や不安定さが日々増していくのを感じるようになりました。

生活の質や安定感を損なうだけでなく、心の内にも深く刻まれ、家族全員がその重さを背負うことに…。

決して自分自身だけが苦しむなんて事はありません。自分の周りにいる人たちも巻き添えにして長く苦しい戦いが始まります。

自分と家族の様子

クビによって精神的に不安定になっていく様子は、まず自分の自尊心や自己評価が下がることから始まります。

職を失ったことで、自分の能力や価値に疑問を抱くようになり、不安が日々増していくのが分かりました。

失業という状況は、安定した収入を失うことにより生活の質が低下し、未来に対する計画や夢を立てにくくなります。

このため、将来に対する見通しが曖昧になり、精神的な不安が増幅されます。

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本来なら考えなくていい事だったのに、嫌でも生活の事を考えなければならない状況に心の不安定さを感じました…

職を失ったことで収入が減少し、家族への負担が増すことから、家庭内での緊張感やストレスが高まることがあります。

このような状況は、家族間のコミュニケーションを困難にさせ、結果として精神的な不安定さを引き起こします。

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なんで余計な事を考えなきゃいけないのか?とストレスが徐々に溜まっていったよ

このような複合的な要因が重なり合い、精神的に不安定になっていく様子が顕著になります。自分自身だけでなく、家族との関係にも影響が及ぶため、解決策を見つけることが非常に重要となります。

スキルアップを目指して勉強をする

就職活動中も、隙間時間を活用し、自分の興味を持つ分野や取得したい資格のために勉強を続けることが重要です。

多くの人が解雇によって、大切な仕事や生活の質を失うことは避けられません。

誰しもそのような状況に陥りたくないと感じるでしょう。

しかし、失ってしまうものがたくさんある中で、決して色あせず、失われない価値があります。それは、知識です。

知識は自分の頭の中に存在します。物理的に自分から離れることができない!

今すぐに学びを始めたり、これまでの学びを続けることで、自分の価値を向上させる努力を怠らないことが大切です。

このような取り組みを通じて、自分の力を磨き、新たなチャンスをつかむことができるでしょう。

まとめ

クビは大切なものを奪い、仕事と私生活に多くの影響を与えてしまいます。

この中でも唯一失われない“知識”に時間の投資を行って自分の市場価値を高めましましょう。

今後の人生に活きてくるのは間違いありません。

今すぐに始められる学びはありますか?

興味がある分野はありますか?

よかったら誰かに届けてあげてください
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