私の20代前半は、文字通り「無能」を体現していました。
本当に何もスキルを持っていなかったんです。転職と一言で言っても僕にとっては選択肢は少なく、かなり分厚く高い壁を感じていました。
有能な人とは、スキルがあり、仕事において絶えず結果を生み出す優秀な人を指すとすれば、一体無能とは何でしょうか?
それは、スキルに欠け、仕事において具体的な結果を出せず、単に時間を過ごしている人々を指しているのでしょうか?
もしそうであれば、過去の私はまさに無能の定義に当てはまり、現在もまだ有能とは言い難い存在です。
しかしながら、私は過去に4度も転職を成功させてきました。
本記事では「無能だからといって、転職は不可能なのか?」というテーマについて、私の視点から深く掘り下げていきたいと思います。
【体験談】無能でも転職ができた筆者
私は、製造業、運送業、介護職といった異なる職種での経験を持っています。所有している資格は、介護の初任者研修、実務者研修、そして介護福祉士の三つだけです。
介護職では10年の経験を積んでいます。介護職への転職は転職エージェントを利用しました。自分で転職先を探すよりか遥かに効率的でスピード感がありました。すぐ再就職先が見つかりましたよ。
時間をかけずに転職先が決まって自分でもびっくりしたよ。ちなみにカイゴジョブってところは使いやすかったしスピード感も抜群でした。無資格でも対応してくれる良いところです。
話は戻り、
僕は製造業から介護職へ、介護職から運送業へと、全く違う業種への転職を経験してきました。
さらに、内定までは進まなかったものの、WEB関連の職にも応募し、面接までした思い出もあります。
「初めての製造業」
「トラック運転は未経験」
そのような状況で、自分自身を「有能」と表現することは難しいと感じています。
しかし、それにも関わらず転職に成功した事実は否応なく存在します。つまり、「無能だから転職ができない」という考えは間違いだということを証明しています。
無能であろうとも転職は可能です。だから、自己否定による落ち込みに無駄なエネルギーを使わないでください。
【体験談】地元の求人数が多い求人サイト「求人ボックス」
あくまで個人的な感覚ですが、求人ボックスという求人サイトは、地元の求人情報が非常に豊富に掲載されている点で、私にとっては非常に利用しやすかったのです。
大手の転職サイトに比べても、その充実度は印象的で、強く印象に残っています。
- 通勤時間を短縮したい
- 地元の企業で働きたい
- 子供の送迎があるため、地元の企業での勤務を希望する(職場から保育園などの施設までの距離と移動時間を考慮)
- 親の介護が必要なため、地元の企業での勤務を希望する(職場から自宅までの距離と移動時間を考慮)
このようなニーズを満たす求人情報が手軽に探せる感覚は、非常に心地よいものでした。
僕は将来的に親の介護が見込まれるので通勤時間を短くしたいのとできるだけ地元の企業を中心に求人ボックスの中を徘徊しました。ここってあそこにある会社か。みたいなこともありますよ。
転職できないと思い込んでしまう人の理由4つ
「自分は無能だから転職なんてできないよ」と思い込む背後には次の4つの「学歴」「他人との比較」「スキルがない」「資格を持っていない」からくる先入観が大きく影響を与えてしまっています。
これらは、自己評価を低く抑え、転職の機会を見逃してしまう大きな要因となります。
低学歴
学歴が低いと自己評価を下げてしまう人がいます。しかし、実際には多くの職種で求められるのは、学歴よりも実務経験やスキルです。学歴があなたのキャリアを決定づけるものではないことを理解しましょう。
実際に僕は大学を卒業していません。学歴にコンプレックスを抱えている人の1人です。でもそんなの気にしていたら転職なんかできないと思い気にることをやめました。
他者との比較
他人の成功を見て、自分自身を過度に低く評価することも転職の妨げとなります。しかし、他人と自分を比較することは不健康です。自分自身の道筋を見つけ、自分だけの成功を追求しましょう。
今は比較の時代です。「比較してから」のような言葉が日常茶飯事に飛び交いますが、転職に置いて「誰かと比較する」行為は無駄ですよ。
スキルがない
スキルがないと感じている人も転職に躊躇します。しかし、必要なスキルは職場で学べるものもありますし、また新たなキャリアパスを開くために自己投資を行うことも重要です。スキルがない現状を「これから学ぶ機会」と捉えましょう。
資格を持っていない
資格を持っていないことが転職の障害となると感じる人もいます。しかし、多くの職種では、資格よりも経験や能力が重視されます。資格がないことを不安に感じるよりも、自身の経験や能力を強みとして活かすことを考えましょう。
そもそも転職で大事なこととは?
面接官に好印象を持たれる人には傾向があります。面接官も人なので印象が良い悪いといった直感力のような感覚を持って面接者を見ていることがあります。その傾向とは次の通りです。
- 面接先の企業や職種についての知識を持つ
- 時間を厳守し、礼儀正しく振る舞う
- 明確なコミュニケーション能力を持っている
- 自分のスキルや経験を具体的に説明し、面接官の質問に適切に応えられる
- ポジティブなエネルギーと適切なボディランゲージを持てる
- エネルギッシュで前向きな態度と、自信のある姿勢やアイコンタクトを保てる
- 困難を乗り越えた経験を共有し、自己改善の意欲やチームワークの価値を理解できる
- 企業文化に対する理解を示せる
これら全てが、面接で好印象を持たれる人の特徴と言えます。
30代の無能でも転職できる
年齢は重要な要素の一つではありますが、30代でも転職は十分可能です。
「無能」と感じているのであれば、それは自己評価を見直す良い機会と言えます。
僕の経験からも言えるのですが、自分が無能であると思っている人は多いです。しかし、実際働いてみると効率よく要領よくこなすことができて段々と自分は無能ではないと思えてくるものです。